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シャープのポケット・コンピュータ PC-1262と感熱プリンタ＆カセットインターフェース CE-126Pのセットです。 1982年代にカシオがPB-100というBASIC言語でプログラミングが可能なQWERTYキーボードを搭載した電卓＝ポケット・コンピュータを発売したことにより、ポケコンがブームとなりました。これに対抗するようにシャープが1986年に発売したBASIC言語搭載のポケコンがPC-1262です。 液晶ドットディスプレイは、24文字✕2ラインで48文字が同時表示でき、数字、英字、記号、カナの表示が可能です。プログラミング言語は、BASICと機械語が使えるようです。 後のシャープのポケコンやカシオの同時代のものと比較し、非常にコンパクトで、キーボードの押しやすさも良好です。 個人的な感想ですが、この可愛らしさは、どことなくHP-200LXを思わせます。 PC-1262は、CR2032リチウム電池2個で作動します。 感熱プリンタ CE-126Pは、感熱ロール紙を使用するラインプリンタで一行に24文字が印字できます。感熱方式ですので、インクリボンは不要で、キャッシュレジスタに使う感熱ロール紙をそのまま利用できます。（この時代のものは、消耗品が現行のもので手に入れられることが大切です。） また、カセットインターフェースとしても利用でき、カセットテープレコーダーを使って、プログラム、データのセーブ、ロードができます。 CE-126Pは、単3電池4本、または専用ACアダプタで作動します。 セット内容は、PC-1262ポケコン本体（スライド式ケース付）、CE-126Pプリンタ本体、テスト用感熱ロール紙、カセットインタフェース用プラグとなります。 製品のコンディションについては、以下のとおりです。 ・ポケコン、プリンタ本体は軽いスレがある程度で、年代を考えると美品だと思われます。 ・液晶ディスプレイ、キーボード等の不具合は無く、すべて正常に作動しているようです。 ・プリンタについては、感熱ロール紙を使って印字を行いましたが、問題なく作動します。 ・カセットインターフェースについては、動作確認はしていません。 ・取扱説明書は残念ながらありませんが、ネット上には英語版のマニュアルのPDFファイルがあるようです。